ぷっとろぐ

会社員の備忘録。

対人関係がうまくいかない人に教える、具体的な戦略3選

前回、人間関係は争わない姿勢が時間を生むという記事を書きました。

 

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時間ってとてつもなく大事。人同士の争いで人生の大事な時間を持っていかれるなんて本当に無駄。

 

今回は、「じゃあ実際に争わないために、具体的にどのようにしていくのか」

田村耕太郎さんの著書、頭にきてもアホとは戦うな!がとても勉強になるので一部を抜粋して書いていきたいと思います。


嫌な相手こそやられたフリ

 

正面からの力のぶつかり合いではなく 、相手の力を使って相手のバランスを崩し 、こちらの有利な体勢に持っていく 。そしてお互い怪我をしないよう決着させる 。

 

あなたがめちゃくちゃ頭にきても、相手に気付かれないように笑顔でいることが大切。

反撃しないのは悔しいけど、「ボクはもうあなたに勝てません」という態度でいる。まさにやられたフリ。

人は誰だって「好かれたい」「認められたい」という欲があります。

だから相手は態度には出さないかもしれないけど、申し訳ないフリをすれば気分を悪くすることはありません。

考え方1つですけど、それって言いなりのようで、自分が相手をコントロールしているようなものです。

言葉は悪いけど嫌な相手にはやられたフリで利用していった方がいい。

正面切ってぶつかって余計にややこしくするより、戦略的に対応していった方が無駄な時間とエネルギーを使わなくて済みます。

 

耐えて耐えて、耐え抜いた人が勝つ 

 

某世界チャンピオンから聞いた話だが 、ボクシングでダメ ージを受けた選手ほど 「平気だよ ! 」 「効いてね ーよ 」と笑みを浮かべることがあるが 、あれはよくないという 。強がった 、ひきつった不自然な笑みは 、相手には効いているサインになり 、笑っていることで相手をさらに燃えさせ 、それこそ倍返しを食らうという 。

 

やられたフリでも話したけど、正面切った時点で絶対に負けです。

だから効いてなくても効いたフリをする。

そして耐えて耐えて、耐え抜く精神が必要。人間関係は忍耐力です。

どうしても我慢できずにヤバそうだったらその場を離れることも重要です。

あとから「どうした?」って聞かれたら急に吐き気がしてしまって…とか適当にウソついとけば大丈夫。

 

消えない怒りの解きほぐし方

 

私のいう忍耐力とは即答するなということで 、いつまでもどこまでも溜めておけということではない 。それは精神衛生上とてもよくない 。相手の前では表情も変えず 、受け止めて 、どこかで思い切り爆発させて処理しておいたほうがいい 。爆発させるときは関係者に絶対知られない形で処理すべきだ 。

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カッとした怒りは瞬時に液体窒素で凍らせるように閉じ込めて 、余裕を持ってにこりと笑い 、どこか遠くへ持っていって爆発させよう 。

 

やっぱり忍耐力が大事だとしても心の中にためて精神的に病んだら、もともこうもない。

発散はちゃんとした方がいい。 

発散の方法はそれぞれ自分が一番スッキリするやり方を持っておくべき。

誰もいないところで叫ぶのって勇気がいるけどその分スッキリするからおすすめです。

 

今回のまとめー

 

対人関係の基本は相手を理解することです。

争わないために、相手の気持ちを理解した行動をする。それこそがやられたフリです。

やられたフリをするためには忍耐力は必須です。そして心を常に軽い状態にするために発散も忘れずに。

相手にしてるようで、実は相手にしてない。これが一番効きます。そんな最強の技を身につけましょう。

 

じゃあまた、、、