意思が弱いとこの時代を生き抜くことは厳しい。強くなるための考え方
ボクたちはまさに大量消費社会の中を生きている。
駅のホームや電車にはたくさんの広告があるしテレビもCMがたくさん流れるし、ネットの記事をみていても広告だ。
経済を回すためには広告は必要だ。
ただその広告に騙されてはいけない。
良い物を紹介する広告がある一方で悪い物を広告している場合がある。
ボクらは広告に振り回されず、自分の頭でしっかり判断していかなければならない。
企業は利益を上げるためなら手段を選ばない
ボクは最近、医者が教える最強の食事術という本を読んだ。
著者は糖尿病の治療に30年以上携わる現役の先生だ。その先生はこの本で普段から糖質を制限することが重要だと述べている。
糖質制限と聞くと、ダイエットを浮かべるがそうではない。肥満にはもちろんだが痩せてる人でも糖質を制限することが大切だと言っている。糖はあらゆる病気の原因であるとまで主張していた。
この本で印象的だったのが、誤った情報が流れるのは会社が利益優先だからだと書いていたことだ。
これにはボクもなるほど!と思わされた。
ボクは健康には結構気を使うほうで、たくさん調べている。医者が教える最強の食事術って本を買って読むぐらいだ。
「健康にいい」「免疫があがる」「調子が整う」といったうたい文句にはすぐ釣られそうになる。企業側は法律に当たらないギリギリのラインでそういったコピーをうってくる。
以前、体すこやか茶Wを3ヶ月間毎日飲んだ記事を書いた。
「糖の吸収をおだやかにする」「脂肪の吸収を抑える」がキャッチコピーだ。
ようは痩せるってことだなって勝手にボクに連想させた。
そう、企業側は消費者がどう想像するかまで考えてコピーをうってくる。
会社は利益がなければ存続できないからだ。
言葉巧みに商品を売りつける企業には国や自自体からやめさせてほしいがそれもできないだろう。なぜなら企業はその売上から国に税金で収めているからだ。国はお金を払ってくれる企業に規制なんかできない。
ボクはこの大量消費社会によって体をずたぼろにされるかもしれなかった。
大量消費社会に必要なのは自分力だ
「疑う」「知識をもつ」「自分を信じる」
ボクたちが大量消費社会をいきてく上で持っていたい考え方だ。
まずは疑う。これがなければ前に進まない。
「本当にそうなのだろうか」だけでいい。
いくら発信力のある人だろうとなんでもかんでも「そうなんだ!」とお人好しになってはいけないと思う。
次に知識をもつ。
疑ってそのままにしてはいけない。自分で調べること。事実を知ることほど楽しいことはない。
最後に自分を信じる。
疑い、自分で調べ、知識を得たならそれを信じよう。まわりはとやかく色々な事を言ってくる。たとえ自分の尊敬している人がなにか言ってこようが雑音だと思うぐらいでいい。
もし、キャッチコピーを信じ、実際その通りにならなかったら騙されたという気分になる。
しかし、疑い、知識を得て、自分を信じるということをすれば、もし間違っていたとしても大した後悔はしないしあきらめがつく。自分で決めたことだから。
誰かに人生を振り回されてはいけない。
自分で自分の人生を決めていく。それにはまず、広告に騙されないように自分で考えて生きることを試してみるといい。
自分でなにかを決定し実行するのは楽しかった
ボクは口にするものは必ず裏っ返しにして栄養成分を見るのが癖になった。
医者が教える最強の食事術を読み、この本に書いてあることすらもまずは疑い、糖について調べ、自分を信じることにした。
ボクは肥満ではない。ただ、糖を取りすぎている。それによって心身に負担をかけすぎている。そう判断したから今、糖質制限を実行している。
この結果がどっちに転ぼうがボクは後悔しない。自分で決めたからだ。
いや、もしかしたらちょっとだけ後悔するかもしれない。
ただ、誰かを恨むようなことにはならない。
ボクは今、自分で決めた糖質制限がどうなるかめちゃくちゃワクワクしている。