父親の役目は「精度の良いパス」を「絶妙なタイミング」で送ること
父親の役目は子供にパスを与えることだ。子供の試合に父親のボクが点を取ってはいけない。それは子供の人生という試合だからだ。
ボクのパスを生かすも殺すも子供次第。
よく親が子供の道を勝手に決めてしまう人がいる。だが、ボクは子供にお前の未来はこうなるからこうしとけなんて言いたくない(言ったとしても多分その通りにはならないが)
子供には夢中になるという体験をたくさんしてもらいたい。それが大人になった時の一番の武器になるからだ。
繰り返すが、ボクの役目はアシストだ。
どんなパスかを具体的に書いていきたいと思う。
「こういうの世界もあるぞ」っていうパス
ボクは子供の頃は、学校に行って、夕方は友達と遊んで、週末はサッカーのクラブ。
毎日そんな感じに過ごしていて、それはそれで満足だった。
だけど、もう少し色々な世界があることを知れていたらどうなってたんだろうって思う。
例えば、ボクはブログというのを大人になってから知った。本当かよって思うかもしれないがマジだ。
ブログの良さを親から教えてもらってブログを書いていたらどうなっていたんだろうと思う。
大人になってから知ったことを子供のうちに知っていたらまた変わってくる。ボクの子供時代はとても世界観が狭かった。だから自分の子供にはこういった世界もあるんだぞっていうのを見せていきたい。そんなパスを送りたい。
「これやりたい」って時のパス
ボクの一番の願いは子供には好きなことに没頭してもらうこと。
だから、子供のこれやりたいってことがあったらできるような環境を作ってあげたいと思う。
そのパスは主にお金だ。
やっぱりやりたいことをやるのにはお金がかかる。うちにはそれをやらせてあげるだけのお金がないとはボク個人では思わせたくないと思ってる。もちろんその事実を教えて、お金の大切さを学ばせるのもいいと思う。ただ父親としてはどうにかしてあげたいと思うしそのためにギリギリまで必死になることは大切なことだと思う。
「助けてほしい」って時のパス
子供も生きていく上では落ち込んだり、悩んだりすることは絶対にある。
そういう時にこそ、新しい視点を持ってもらえるような言葉を送りたいと思っている。
人に相談してスッキリすることはあるし、究極にわからない時はやっぱり誰かに話をしたい。
ボクもそうだった。
だから子供が迷った時に答えられる父親でいたいし、表情や態度をみて感じとれるようになりたい。
GOODなアシストを送れるようにボクもパスの精度を磨かなければならない
父親はたくさんのパスの種類を持つに越したことない。
そして注意しなければならないのが、父親のパスがひどければ間違いなく子供に影響するということ。
ひどいパスでは子供は点をとることはできないからだ。
大人になって父親になってそれで終わりじゃない。またまだボクは人として成長しなければならない。
ボクの成長こそがパスの精度を上げる。だから大人になったからって父親になったからってそれで終わりにしてはダメだ。学び、行動にうつし、失敗をし、また学びを繰り返していく。
ボクの成長が子供も成長だ。つくづくそう思う。