ぷっとろぐ

会社員の備忘録。

彼女との結婚に踏み切れないのはお金からの束縛だった

男はある程度の収入をもらえるようになったら結婚するべき。

これは男からすると常識だ。あなたもそう思っているはず。

ある程度というのはその人によって違う。ほとんどが高い収入を想像する。

ボクは結婚しているが、なかなか結婚に踏み出せなかった。もちろん大好きな相手だから結婚はしたい。でも……ってなってしまっていた。

その理由はやっぱり経済的な話になる。

30歳以内で結婚するとしたら高卒だろうが大卒だろうが約10年勤めてきたことになる。

新卒で10年勤めたぐらいじゃ、大した収入は見込めない。まだまだ低所得者だ。

低所得者の男が結婚に…となってしまうのはしょうがない。常識でいう経済的に責任が取れる自信がないのだから。

 

最近は晩婚化が進み、少子化に勢いをもたせている。晩婚化になればやはり少子化になるのは仕方のないこと。

だから晩婚化に焦点をあてて考えてみる。

晩婚化の原因は主に女性の社会進出と男性の低所得化だ。ただ、いくら女性の社会進出と言っても85%の女性は結婚願望があるというデータがある。(ニュースでみた)

晩婚化はやはり男性の収入が低いところにある。

ここからはボクの話だが、晩婚化に男性の収入が低いのが原因というのは理解できる。

なぜならボク自身も収入が低いからだ。

いくら相手のことが好きでも、生きていくお金は必要だ。衣食住にはお金がかかる。

男は家族を養っていかなければならない。

そういう思いが強すぎてなかなか結婚に踏み切れなかった。

結婚=しっかりとした収入があることが条件というのが頭の中でしっかりと根づいていた。

 

風習や常識が行動を抑制してしまう

 

国が晩婚化や少子化に対策をうつのは重要なことだと思う。

ただ、ボクが低所得者なら国がいくらそういった対策をうってもすぐには結婚に踏み切れないと思う。

男は経済的に安定してから結婚するべきという常識のような風習のような、そういったものがどうしても邪魔するからだ。

だから制度を変えるより、そういった風習を変えた方がいいと思う。ただ、風習を変えるには制度を変えるしかないというのも理解できる。

問題なのは制度を変えるというのは本当に時間がかかる。

 

仮想だけど、しっかりとした収入がなくても結婚できる世の中になったらどうなるか。

晩婚化、そして少子化は多少なりとも改善されていく。

ボクだったらもう少し早く結婚していた。

どうしても結婚を考える時には経済的な話になる。結婚は気持ちだけではどうにもならないと上の世代はそう口にする。

ただ、低所得者のボクは結婚して子供が2人いる。裕福ではない。住んでる家も大きくない。

ただ、妻も今の生活に満足してくれてるしボクも満足している。

ボクは結婚になかなか踏み切れなかったが、結婚してみて思った。結婚してからでもどうにかなると。

経済的に安定できるようになったらというのはボクの本心ではなく、まわりの目だ。

 

お金でどうにかなるほど結婚は甘くない

 

結婚=お金は正しいようで正しくない。

いつ仕事をクビにされるかわからないし、AIに仕事を奪われるかわからない時代にボクらはいる。そういった不安定な時代に高所得で安定した収入など無理。

結婚=お金だと思っていたがお金自体に価値はない。重要なのは夫婦の絆だ。

いくらお金をたくさん持っていても絆のない夫婦は時期に終わる。

結婚=お金だと思っていた自分が恥ずかしい。

結婚するのに必要なのはお金ではなく、彼女を信用していこうと覚悟だ。